出返却について

病院内の経費削減やME機器の安全管理の重要性が病院全体として定着し始めています。
経費削減や安全管理を支える運用手段としてME機器の中央管理は必須です。
何千台もあるME機器を効率的に管理するためには中央管理によってME機器の所在を明確に把握する必要があります。

ME機器を中央管理するためには、厳密な貸出と返却の運用が必要です。
主にME機器を取扱う看護師の方々にとって、中央管理のためにシステムを用いた貸出や返却の作業の必要性はご理解していただけても、貸出返却システムの操作が難しかったり、無駄な操が多いと緊急時などは対応が難しいため、結果的に無断借用という事態が発生することが多くあります。
それらは看護師の方々への教育が不足しているわけではなく、多くは使いにくいシステムであったり、リスク回避ができないシステムである事が原因です。

CEME Webではパソコンに不慣れな方には、全てバーコードリーダーの読取のみで操作できる貸出返却機能や、タッチパネルを用いた貸出返却機能を準備しており、簡単な操作で貸出や返却の運用ができます。
また、緊急時にも対応できるように、紙ベースの貸出票を用いた運用もサポートし、看護師の方々へは貸出票に必要事項を記入し、提出してもらうことにより、あらゆる状況でME機器の中央管理を実現できます。

今後もさまざまな利用状況に応じて、便利な機能を随時追加していきます。

バーコード単独タイプ

医療機器の貸出から返却までの全ての操作をバーコードの読取のみで行えます。
貸出や返却の選択や貸出先部署の選択、貸出機器・返却機器の選択を全てバーコードリーダーで操作できるため、キーボードやマウスの操作に不慣れな方が多い病院におすすめです。

  • バーコード表の表面は貸出用、裏面は返却用
  • 操作はバーコードの読取のみ
  • マウス・キーボードは使用しません

貸出返却画面
貸出返却

バーコード表
貸出返却用バーコード表

タッチパネル/バーコードタイプ

多くの病院で採用されている運用形式です。
貸出や返却の選択や貸出部署の選択はタッチパネルモニターから操作し、貸出機器・返却機器の選択はバーコードリーダーで操作します。
キーボードやマウスは使用しないため、すぐに操作を覚えることができるため、多くの病院で採用されています。
マウスを使用しても良い場合は、導入費用をおさえるために通常のモニターを利用できます。

  • 操作はタッチパネルが基本
  • 機器の選択はバーコードの読取でOK
  • マウス・キーボードは使用しません

貸出・返却・転棟転科の選択
貸出返却

貸出先の選択
貸出返却

貸出機器の選択
貸出返却

貸出票運用タイプ

使用前点検完了時に貸出票を医療機器に貼り付けます。
貸出時には医療機器に貼付している貸出票に貸出部署や必要事項を記入し、所定の場所に提出します。あとで医療機器管理者が提出された貸出票を確認し、まとめて貸出返却処理ができます。
貸出票には医療機器のバーコードはもちろん、貸出、返却の選択や保存用のバーコードが付いているのでキーボードによる入力作業をなくし、入力作業が正確でかつ簡単に行えます。
ポイント システムが使えない時でも運用できるため、安心です

貸出票
貸出返却

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