修理費用一括入力

ME機器を運用していくとどうしても院内で修理ができない不具合がでてきます。
この場合は、院外のメーカーやディーラーにME機器を引渡し、修理をしてもらう事になるのですが、当然、費用が発生します。
この費用を管理できているかどうかで、ME機器の運用コストが大きく変わってくる場合があります。
例えば、購入価格が50万円のME機器が年間10万円の修理コストが発生している場合、5年後には新品を購入できるくらいの修理費用を投入したことになります。
このような機器の場合はできるだけ早くに別の機器に変更することを検討するべきです。
ME機器の運用にあたり、頻繁に修理が必要になるという事は何らかの問題があることが多いため、投入費用を考慮して機種選定しなおしたほうが良い場合があります。
そこで重要になってくるのが、院外の修理費用を適切に管理できているかどうかという点です。
そもそも、修理費用を管理できていなければ何もできません。当たり前のことですが重要なことです。
病院では修理後のME機器はME室や臨床工学課へ返却されてきますが、修理費用の請求書は事務の方へ届きます。そうなると、臨床工学技士の方で修理費用を記録するためにはその請求書を借りてこないといけません。(見積書の金額を記録しても良いのですが、請求額に違いがあることもあり得ます。)
CEME Webでは事務の担当者に直接請求書の金額を入力してもらえる機能として、修理費用一括入力があります。
依頼日の範囲指定をし、修理依頼をした機器の一覧から直接、見積額や修理費用の明細を記録することができます。
この機能によって、月毎に入力してもらえるようにしておけば、機種選定時期に修理費用の累計を考慮できるようになります。

修理費用一括入力

一定期間に修理依頼をしたME機器の請求書の金額をまとめて入力できる機能です。
記録できる項目は「見積額」「基本料」「技術料」「材料費」「出張費」「貸出料」「値引き」です。
絞込み条件として、「修理依頼日」の範囲指定があり、対象の範囲で修理依頼をしたME機器のみ抽出できます。
さらに、「分類」「メーカー」「型式」で絞込むこともできるため、効率的に入力作業を行えます。

修理費用入力

CEMEメモ

  • ここで入力した金額は稼働分析の修理状況分析で活用します。
  • 簡単に絞込みができるため、実際の運用では、入力作業は事務の担当者に依頼することで、適切な作業分担ができます。
  • その他の分担例として「見積額」は臨床工学技士の担当とし、「請求額」は事務の担当とすることも可能です。

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