病棟から修理依頼をする方法
ME機器を使用していくと不具合が発生する場合があります。不具合に限らず、移動中に落下しモニター部が破損したなど、このようなトラブルが発生することもあります。
ここで重要なのは、トラブルを未然に防ぐことですが、防げなかった場合の運用のほうが、より重要になってきます。
何らかのトラブルが発生し、病棟の看護師さんがマニュアルなどを見て対処しているけれど手に負えない場合などは、臨床工学技士に修理依頼を行います。
この時、紙ベースで修理依頼を行う運用をとるか、PCから入力してもらう運用を取るかによって、その後の操作がかなり変わっていきます。
迅速な対応という点では、CEME Web提供している修理依頼の機能を活用して頂くことが最善です。
病棟から臨床工学技士に対して修理依頼をおこなうことで、修理対応漏れが防げ、ME機器の稼働率を上げることができます。
病棟から修理依頼をする方法
病棟では機器所在をベースに運用しています。
病棟からMEに修理依頼をPCから入力して行う運用の場合は機器所在に表示される管理番号のボタンのリンク先を点検修理依頼の入力ページに設定します。
そうすると、自分の部署内にある修理依頼を行いたいME機器を簡単に見つけることができ、管理番号のボタンをクリックするだけで点検修理依頼の入力ページが開きます。
あとは、必要事項を入力して保存するだけとなります。
点検修理依頼を行ったME機器の管理番号の色がオレンジ色に変わるため、どこから誰が見ても点検修理依頼中であることが分かります。
当然、点検修理依頼中のME機器は貸出できない制限が自動でかかりますので、安全面においても安心です。
修理依頼があったME機器に対する対応については別で説明しますので、ここでは省略させて頂きます。
管理番号「Y-020」の機器の点検修理依頼を行う
点検修理依頼の項目
管理番号「Y-020」の機器の点検修理依頼後の表示
修理依頼後は必ず返却しましょう
点検修理依頼は依頼して終わりではありません。
当然ですが必ず清拭してから返却しましょう。
清拭せずに返却されることを防ぐためにCEME Webでは清拭の有無を必須選択にしています。ここで未清拭を選択した場合は理由を入力しないと保存できない仕組みになっています。
なんとかして未清拭で返却されることを防止したいための制限です。
CEMEメモ
- 機器所在から簡単に修理依頼できるように設計されています。
- 修理依頼には最低限必要な内容のみ記載してもらうようにしています。
- 修理依頼した機器は返却しますので、返却前に確実に清拭してもらうように制限をかけています。
運営者
- CEME開発グループです。
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