貸出方法
ME機器管理においてもっとも使用頻度が高い機能となるのが貸出返却機能です。
中央管理しているME機器では、貸出と返却の正確性が、稼働分析やME機器の安全運用に影響します。
貸出と返却の機能はME機器を管理している管理部署(ME室や臨床工学課など)の担当者が行うわけではなく、病棟の看護師の方が主な利用者となります。
つまり、操作が難しければ間違った操作をしてしまう事もありますし、データ登録せずにME機器だけを持って行ってしまう場合もあります。
そうなると、データと実際の機器との整合性がとれず、ME機器管理システムをいれたにもかかわらず、余計な管理作業が発生してしまいます。
CEME Webではこのような問題が発生しないように、さまざまな方法で誤操作の防止ができる仕組みを構築しています。
貸出と返却の操作が正常に出来さえすれば、機器の所在が正確に把握でき、蓄積したデータを活用し稼働率などを算出することもできます。
貸出と返却は操作性が非常に重要な機能です。
貸出方法
貸出方法は非常にシンプルです。
まず、トップメニューから「貸出返却」をクリックし、貸出返却ページを開きます。
大きなボタンで表示されている「貸出」をクリックすれば貸出操作が開始されます。
部署選択
はじめに貸出先の部署を選択します。
一覧表示されているボタンから貸出先の部署のボタンをクリックするだけです。
機器選択
つぎに、貸出するME機器を読み込みます。
この時に、ME機器の管理番号のバーコードか、GS1-128バーコードの何れかをバーコードリーダーで読取ります。
正常に読取できた場合は、対象機器が表示されます。
複数台まとめて一つの部署へ貸出する場合は、続けてME機器のバーコードを読取りしていきます。
まとめて貸出できるME機器の台数には制限はありません。
エラー発生時
貸出するME機器がすでに貸出中であった場合や、使用前点検未実施、定期点検未点検などの場合(設定で無効化できます)は貸出エラーが発生します。
このため、本来貸出すべきでない機器を貸出しようとした場合であっても、システムでエラー検知しますので、安全に運用できます。
CEMEメモ
- 貸出返却の操作を管理部署(ME室や臨床工学課)がまとめて行う場合は貸出票で運用することもできます。
- 貸出票で運用する場合はトップページを総合メニューではなく、貸出返却ページにすることで効率的な運用をすることもできます。
- 貸出時の部署選択をバーコード読取で行う事もできます。
- タッチパネル対応のモニターを利用すればタッチ操作ができます。
- 貸出返却のすべての操作をバーコード読取で行う事も可能です。
運営者
- CEME開発グループです。
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